受注制作ではなく、
ともに価値を育てるプロセス。
私たちが大切にしているのは、「発注と納品」の関係ではありません。目的・課題・ビジョンを共有した上で、対話を重ねながらともに価値を生み出す——それが、JWCIの考える「共創」です。
ウィンメルブックそのものが「正解のない対話」から生まれる絵本であるように、共創のプロセスもまた、決まった答えのない探求の旅です。地域・企業・教育機関と対等なパートナーとして、新しい文化の種を一緒に蒔きましょう。
活用・共創事例
具体的な共創シナリオです。
共創の5ステップ
01
ヒアリング
課題・ビジョン・組織の文脈を丁寧に聴き取ります。
02
コンセプト設計
共創の目的・対象・成果物の方向性を共に定めます。
03
共同制作
対話を重ねながら、絵本・プログラム・コンテンツを育てます。
04
活用設計
どこで・誰に・どう届けるかを一緒に考えます。
05
継続・発展
成果を振り返り、次の共創へとつなげます。
※ プロジェクトの性質によって期間・内容は柔軟に調整します
プロジェクトの歩み方
以下は「地域版ウィンメルブック」プロジェクトを例にした、標準的なタイムラインとマイルストーンの例です。プロジェクトの規模・目的に応じて柔軟に設計します。
Month 1
キックオフ
初回ヒアリング(2〜3回)
地域課題・目的の言語化
関係者マッピング
Month 2–3
コンセプト設計
テーマ・対象読者の決定
構成案・ラフスケッチ
地域住民ワークショップ(任意)
Month 4–7
共同制作
イラスト制作(下絵→彩色)
中間レビュー(月1回)
フィードバック反映
Month 8
仕上げ・校正
最終レビュー・修正
印刷データ入稿
活用計画の最終確認
Month 9
完成・お披露目
完成品納品
お披露目イベント(任意)
活用・配布開始
Key Milestones
目的・テーマ合意
Month 1 末何のために・誰のために・どんな絵本を作るかを、パートナーとJWCIが言葉で共有できている状態。
構成案承認
Month 3 末ページ構成・主要シーン・登場要素のラフ案が承認され、本制作に入れる状態。
中間レビュー通過
Month 5–6主要シーンのカラーイラストが完成し、全体の方向性が確認できている状態。
最終データ入稿
Month 8 末印刷・デジタル配布に対応した最終データが完成し、入稿・公開の準備が整った状態。
活用開始・振り返り
Month 9 以降完成品が実際に活用され始め、効果・課題を振り返り、次の共創への種を見つける。
※ 上記は標準的な9ヶ月モデルです。小規模プロジェクト(3〜4ヶ月)から長期プロジェクト(1年以上)まで、目的・予算・体制に合わせて柔軟に設計します。
地域版制作における
公共性の設計原則
地域版ウィンメルブックの制作には、地域に永く感謝されるための設計哲学があります。単なる「絵の発注」ではなく、地域と協会が共に作り上げるプロセスそのものが、地域の資産となります。
網羅的かつ公平な配置
その土地の歴史的建造物、伝統工芸、特産品、祭りを文脈の中に自然に組み込みます。特定の場所や文化だけを特別扱いすることなく、地域全体を公平に描きます。
多様性への配慮
性別、世代、職業、身体的特徴などに偏りが出ないよう配慮し、「誰もが自分の姿を投影できる社会」を描きます。地域に暮らすすべての人が「自分を見つけられる」絵本を目指します。
住民参画型のプロセス
住民へのヒアリングやワークショップを実施し、「地元の人だけが知る魅力」を反映させます。制作プロセスそのものが地域内の対話と共創の場となります。
三原則は制作の全工程で一貫して適用され、完成後も地域住民が誇りを持って語り継げる作品を目指します。
各地域には、経済的な発展度合いでは測れない文化的価値が必ずある。
ブランドの一貫性保持
二次利用の際、世界観を損なわないよう一般社団法人ウィンメルブック文化協会がクオリティを管理します。地域と協会が共に守る「品質の基準」が、作品の長期的な価値を保証します。
拡張性の設計
制作段階から、ポスター・グッズ・デジタル展開・壁面装飾などへの展開を視野に入れたレイヤー構成で制作を監修します。一冊の絵本が、地域の多様なコンテンツ資産へと展開されます。